
マリオカート7は、3DS機初となるマリオカートシリーズで、ニンテントー3DS機として初めてミリオンセールスを達成したことでも知られる人気レースアクションゲームです。国内で約240万本、全世界で累計1000万本以上を売り上げたメガヒット作品。
マリオカート7はこんなゲーム

画像引用:マリオカート7公式サイトhttps://www.nintendo.co.jp/3ds/amkj/
●プレイヤーはマリオ、ルイージ、ピーチやドンキーコングなど任天堂お馴染みのキャラクターを操作してカートレースを行います。
●サーキット、市街地、海、空などの多彩なコースが魅力。コース上にはレースを優位に進めるための様々なアイテムがランダムに配置され、純粋な運転技術の力量以外に戦略性や運の要素が加わったことでライトユーザーを含めた幅広い層に受け入れられていると考えられます。
●レーシングカート(乗り物)は、フレーム、タイヤ、グライダーといった“パーツ”を組み替えるカスタマイズが可能。組み合わせは1000通り以上となり、自分だけの個性を表現することが出来ます。パーツはレースで獲得したコインとの交換や、すれ違い通信で入手できます。
基本情報 「マリオカート7 」 ◇ 公式サイト : https://www.nintendo.co.jp/3ds/amkj/ ◇ メーカー : 任天堂 ◇ ジャンル : スポーツ(アクションレースゲーム) ◇ 発売日 : 2011年12月1日 ★ 人気シリーズ amazonでレビューを見る / 楽天で価格帯を調べる / googleで掲示板を検索する マリオカート7の画像を検索する / 動画を検索する |
マリオカート7(3DS)のユーザー評価
作品の評価はスタッフの視点のみならず、有志の声や、ネット上の評判とも整合性をとりながら取りまとめを行っております。項目ごとに偏りなく網羅的に掲載するよう配慮を致しておりますが、作品によっては少人数で扱うため、別角度でのご意見や追加レビュー等がございましたら是非コメント欄にてお寄せください。また作品には当サイトの他に様々な評価があることにご留意ください。
ポジティブな評価
最初に、マリオカート7の高評価を集約します。
<ゲーム全般の評価>
スポーツとしてのレースゲームに、さまざまなアイテムを使用して逆転を狙うアクションゲームとしての感覚が加わった内容。親しみやすいキャラクターが醸し出す世界観と相まって老若男女が楽しめます。ソロプレイもさることながら、友人や家族が集まって皆でやるのがやはりマリオカートの醍醐味で、子供と一緒に楽しんでいるという報告も聞かれました。1レースにさほど時間を取られないため手軽に起動し、長期間遊べます。「7」の項目別評価としては、綺麗な風景、音楽、マシン性能、ギミック(仕掛け)、ボリューム感とどれも好評でした。
<難易度>
対人対戦で上級者にはなかなか勝てませんが、アイテム使用等により「もしかしたら」と思わせるバランスが絶妙です。
<シリーズとしての比較>
“コインで加速”が復活し、古いユーザーには懐かしさが感じられるとともに、華やかな演出が好感されています。前作(DS版)と比較して、通信環境(オンラインのシステム面)が安定しています。また操作性がよく、頻繁に壁にぶつかったり穴に落ちたりのストレスが減ったとの声も出ています。シリーズ最高傑作という声と、マリオカートDS(2005)のほうが上回るという評価が両方聞かれました。
<オンライン状況>
ネットワーク環境があれば世界中の人と対戦可能で、発売から5年経ってもまだオンラインが盛況(2016年時点)です。
賛否が分かれる評価要素
以下、「マリオカート7」の賛否が分かれた評価を集約します。
<アイテムに関して>
「青甲羅がうざい」など、特定のアイテムに対してストレスを感じているユーザーの声が聞かれます。アイテムの引きで勝負が決まる「運ゲーム」要素に不満を感じるユーザーもいるようです。
<前作との比較>
マリオカートDSと比較し、スピード感が減った、スターの加速性が落ちたという声が一部から出ています。
<通信機能>
ネットゲーム全般にいえることですが、マナーの無いプレイヤーが少なからずいます。妨害を目的としたユーザーや煽りなど、スルー出来ない人にはストレスに感じることがあるようで、本作に限らず業界全般の課題といえそうです。
レース中に入手するアイテムは順位をひっくり返すほどの威力あり、そのような運要素を許容せず実力だけで勝負したいという一部ユーザーからはネガティブな評価も聞かれます(マリオカート7に対するマイナス評価は主にこの点に集中していました)。一方で、全体的には「それがパーティーゲーム」として納得している声が多く、概ね満足とするユーザーが多い状況かと思います。遊び方によって好みが分かれる部分なのかもしれません。
マリオカート7(3DS)のゲーム紹介動画
◆マリオカート7 紹介映像
Nintendo 公式チャンネル(youtubeアカウント)による公式ゲーム紹介動画です。空や水中といった新要素を映像で確認できるほか、通信機能などのシステムが紹介されています。
◆プレイ動画
youtubeアカウント トロDS復活 さんによる、「WiFi対戦 ゆっくり実況3 2/02,MK7 1周年記念カップ 通信対戦」というタイトルのプレイ実況動画です。
youtubeアカウント mk7mochiko さんによるタイムアタック動画です。キノピオサーキットを1分20秒で走行という記録です。
編集部後記、こぼれ話
24年前にスーパーマリオカート(シリーズ1作目)がスーパーファミコンでリリースされた際の国内売上が382万本。これはスーパーファミコンとして歴代1位の売上だそうです。また当時のゲームユーザーは若年層が中心だった筈ですので、子供の人口比でいえば、少なく見積もっても10人に1人以上はマリオカートを所有していたという計算になります。
そんなユーザーも今や大人になり、マリオカートは大手自動車メーカーのテレビCMでもイメージキャラクターとして起用されています。サッカーの日本代表メンバーが大会前にマリオカートに興じて親睦を深めたなどの逸話も残っており、ユーザー層は幅広く国民的なタイトルのひとつだと言えそうです。
要するにどんなゲームか
アイテムを拾って逆転を狙うレースゲームです。みんなでワイワイ遊べます。