【紹介と評価】モンスターハンター4(3DS)

モンスターハンター4

モンスターハンター4は、2013年にカプコンより発売されたニンテンドー3DS用のハンティングアクションゲーム。「モンハン4」の愛称で親しまれ、2016年2月現在までに累計410万本を出荷したという、3DS機の中でも屈指の超ヒット作品です。

プレイヤーはモンスターハンターとなって、フィールドを歩き回り恐竜のような見た目のモンスターたちを討伐します。

モンスターハンター4ってどんなゲーム?

●世界史でいうところの、原始・石器時代~古代のような雰囲気の世界観です(架空の世界)。人間の集落の外には原始的な森や砂漠が広がり、動物、昆虫類のほか、プレイヤーのターゲットとなるモンスター(恐竜のような生物)が徘徊しています。

●プレイヤーは拠点となるキャラバン(移動する隊商)で装備品を整え、クエストを受注した上でハンティングに向かいます。フィールド上に点在する草花や鉱石類といった素材を採取・採掘し、拠点に戻るとそれらを加工してアイテムや新しい武器の生成を行います。RPGのような「レベル」の概念はなく、あくまで装備品を強化することによってステータスアップします。

●不安を煽るような文明から離れた原始世界のグラフィックが秀逸です。戦闘のアクションも自由な探索もまさにサバイバルで、プレイヤーの冒険心を喚起することと思います。1人プレイのほか、ローカル通信機能で友人と挑戦したり、インターネット通信(要無線LAN環境)を利用して遠くのプレイヤーとマルチプレイを行うことが可能です。

モンスターハンター4

基本情報 「モンスターハンター4」
◇ 公式サイト : http://www.capcom.co.jp/monsterhunter/4/
◇ メーカー : カプコン
◇ ジャンル : アクションゲーム
◇ 発売日 : 2013年9月14日
★ 人気シリーズ
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モンスターハンター4(3DS)のユーザー評価

作品の評価はスタッフの視点のみならず、有志の声や、ネット上の評判とも整合性をとりながら取りまとめを行っております。項目ごとに偏りなく網羅的に掲載するよう配慮を致しておりますが、作品によっては少人数で扱うため、別角度でのご意見や追加レビュー等がございましたら是非コメント欄にてお寄せください。また作品には当サイトの他に様々な評価があることにご留意ください。

<ゲーム全般の評価>
狩りをして素材を集め、お金と武器に変えてまた狩りに出る、というアクションゲームす。1回の狩り(クエスト)が10数分程度と、手軽にプレイできることが特徴。飽きずにずっと続けていられます。レベルの概念がなく、種類豊富な武器や防具をひたすら強化して強くなります。昨今のオタクっぽいゲームキャラクターが苦手なユーザーもモンハンのグラフィックなら違和感がなく親しめる、というコメントも出ています。

<シリーズ比較>
過去のモンハンと比較し、武器やマップ、モンスターが増え、感染などの新要素も追加され楽しみが広がります。今作においては、自分で製造するより発掘武器(新要素)のほうが強いことがあり、運に左右される点が不満だとするコメントも聞かれました。原生林、遺跡、地底、氷海などの地形に段差の要素が加わり、フィールドがよりリアルになりました。

<アクションに関する評価>
軽い武器は動作が速い反面攻撃力が弱く、重い武器はその分動きが遅くなるなど、どのアイテムにも一長一短がありそれぞれに楽しみがあります。段差がある地形が多く、アクションに戦略性が増しました。新アクション(ジャンプ攻撃)は、乗り+大ダウンが成功したときに爽快です。ただ今作(モンスターハンター4)においては新アクションを強調するあまり、後半になるとジャンプ攻撃必須の敵だらけでバランスに欠くとの意見も出ています(メーカーの解説動画では、ジャンプ攻撃に関して必ずしも必要ではなくあくまでプレイヤーの選択肢の幅を広げたものであると言及されています)。

<難易度>
過去作と比較し、敵に隙がなかったり理不尽な動きをすることがあり難しいという声が聞かれます。←→“慣れ”の問題だとする反対意見や、油断すると負けるような難易度が緊張感あって丁度良い、試行錯誤の末に強敵を倒したときの達成感があるという、難しいことを認めたうえでそれを楽しむユーザーの声もあります。

<グラフィック>
グラフィックは全体的に高水準とされ、モンスターの動きも滑らかです。PSVitaなどのアクションをメインに作られたゲーム機と比較しても遜色ありません。

 <オンラインプレイ>
オンラインプレイヤーのマナーが悪い(途中リタイア、暴言など)、フレンド部屋の詳細を見られずに即乱入する仕様は改善すべきというコメントが出ています。←→プレイできないほどでは無い/最近は落ち着いてきた、などの擁護意見も。

難易度については、ショッピングサイトのレビューを中心に辛口評価が多数寄せられている様相でしたが、発売から日数が経ったこともあり、ネット上では数多のファンによる攻略法が確立され当初難しいとしていたユーザーからも評価が高まってきている様子です。

オンラインユーザーのマナーの悪さについて多くの意見が寄せられています。本作のみならず業界としての課題と言えそうです。

モンスターハンター4(3DS)のゲーム紹介動画

◆公式チャンネルによるプロモーション映像

CapcomChannel(カプコンyoutubeアカウント)による公式プロモーション動画です。1本目は発売直前に公開された「N3DS『モンスターハンター4』 プロモーション映像5 」。公式チャンネルでパート1~5まで公開されていますので是非そちらもご覧ください。2本目は「新アクションで進化する「モンスターハンター4」」と題したアクションの解説動画です。

◆プレイ実況動画

youtubeアカウントだいだら実況局 In YouTubeさんによる「【モンスターハンター4】新米ハンターの冒険【実況】part1」。ユーザーが実演する初見プレイで、ゲームを開始したときの雰囲気が伝わります。

同じく、「【MH4】狩人、はじめました。Part1【ゆっくり実況プレイ】」と題したユーザーによる実況動画です。配信者はyoutubeアカウントゆっくり狩人はじめました。 VENさん。こちらはオンラインプレイの実況となります。

編集部後記、こぼれ話

モンスターハンター4が発売されて約1年後の2014年10月に、アップグレード版であるモンスターハンター4Gがリリースされています。4Gはモンハン4の世界と機能を全て搭載した上に新たなフィールドや仕様が追加されていますので、ファンの関心はほぼ4Gに移行している模様です(ゲームの詳細はモンスターハンター4Gの紹介ページでご確認ください)。とはいえ“4”も充分に遊べますし、何より中古の市場では数百円代とかなりお手頃価格となっていますので(2016年5月執筆現在)、どちらで遊ぶかはユーザーの方の判断が分かれるところでしょう。

ちなみにオンラインの仕様として、4と4Gのユーザーが一緒に遊ぶことは出来ませんので、たとえばご家族などで複数本の購入を検討される場合は、どちらか一方のタイトルで揃える必要があります。

要するにどんなゲームか

“狩りゲー”の代表格モンハンの比較的新しい(2013)のタイトルで、シリーズの中では難易度がやや高めです。

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