【紹介と評価】アンチャーテッド 地図なき冒険の始まり(PSVita)

アンチャーテッド 地図なき冒険の始まり(PSVita)

「アンチャーテッド 地図なき冒険の始まり」とは、ソニー・コンピュータエンタテインメントより2011年にリリースされたPlayStation Vita用のアクションアドベンチャーゲームソフトです。累計売上が2000万本を超えるアンチャーテッド・シリーズ初の携帯機版で、本作(地図なき冒険の始まり)だけで100万本を超えるヒット作となっています(売上はすべて世界出荷数)。

地図なき冒険の始まり とは

アンチャーテッド 地図なき冒険の始まり(PSVita)

画像引用:アンチャーテッド 地図なき冒険の始まり公式サイトhttp://www.jp.playstation.com/software/title/vcjs25002.html

●ストーリーとしてはシリーズ1作目(アンチャーテッド エル・ドラドの秘宝=PS3/2007)以前の世界を描いた作品。プレイヤーはトレジャーハンターの主人公=ネイトを操作し中米に隠された遺産の獲得を目指します。

●アメリカの冒険映画のような世界観が特徴。ジャングルのリアルなグラフィックが秀逸です。

●プレイヤーは仕掛けが用意された3D視点の広大なステージを駆け巡り、探索と謎解きを行います。走る、登る、泳ぐなどのアクションはボタン操作のほか、タッチスクリーンやジャイロセンサー(Vita機器の傾き)を用いて直感的・体感的に行うことも出来ます。敵と遭遇した際には銃撃戦を中心としたシューティングアクションを行い、武器はジャングルの中で発見するほか、敵キャラクターから奪い使用することも可能です。

アンチャーテッド 地図なき冒険の始まり(PSVita)

基本情報 「アンチャーテッド 地図なき冒険の始まり」
◇ 公式サイト : http://www.jp.playstation.com/software/title/vcjs25002.html
◇ メーカー : ソニー・コンピュータエンタテインメント
◇ ジャンル : アクションアドベンチャー CERO:C(15才以上対象)
◇ 発売日 : 2011年12月17日
amazonでレビューを見る / 楽天で価格帯を調べる / googleで掲示板を検索する
アンチャーテッド 地図なき冒険の始まり(PSVITA)の画像を検索する

アンチャーテッド 地図なき冒険の始まり(PSVita)のユーザー評価

作品の評価はスタッフの視点のみならず、有志の声や、ネット上の評判とも整合性をとりながら取りまとめを行っております。項目ごとに偏りなく網羅的に掲載するよう配慮を致しておりますが、作品によっては少人数で扱うため、別角度でのご意見や追加レビュー等がございましたら是非コメント欄にてお寄せください。また作品には当サイトの他に様々な評価があることにご留意ください。

ポジティブな評価

最初に「アンチャーテッド 地図なき冒険の始まり」の高評価を集約します。

<作品全般の評価>
インディージョーンのような、アメリカ映画の雰囲気がたっぷりと詰め込まれたゲームです。ジャングルを歩き回り、謎解き、戦闘、宝集めと、アドベンチャーを遊びつくせます。武器の種類が豊富で使い分けが面白い点も魅力のひとつ。作品のテイストは、シリーズとしてはPS3版の1作目に似ているとされます。

<グラフィック>
繊細なジャングルの表現が最大の魅力のひとつ。景色が美しく、眺めるだけでも楽しめます。PS3などの高性能な据え置き機と比較しても遜色ない解像度。

<ボリューム>
寄り道や探索をせずまっすぐにクリアだけを目指すなら15~20時間程度が目安です。アンチャーテッドシリーズとしてはPS3版より若干短く感じる程度で遜色なく、携帯機としては充分な印象です。2周目以降は探索、宝探し、戦利品の獲得などがやり込み要素となります。

<操作性への評価>
タッチ操作で進めることが可能で、過去シリーズ(PS3)と比較し転落死の多くが回避できる点がポジティブ要素。(操作性に関する別意見は後述します)

<難易度>
初級~プロまでの難易度が段階的に用意され、アクションゲームが苦手な人でも本編クリアは可能です。難易度が上がるにつれて敵の数が増える=キル数を稼ぐこともやり込みのひとつとなります。

世界的に評価されている作品です。掲示板などでは日本語吹き替えの声優に関する高評価が目立ちました。初の携帯機版として、クオリティやボリュームを不安視するファンもいたかと思いますが実際には据え置き機とそん色なく満足できる内容だと言えるのではないでしょうか。

賛否が分かれる評価要素

以下、「アンチャーテッド 地図なき冒険の始まり」の主なネガティブ評価や賛否が分かれた項目を集約します。

<操作性に関する評価>
PSVitaの新機能を活用した操作(タッチパネル、背面タッチ、ジャイロセンサー等)が多く、内容によっては持ちかえが必要な場面もあり。不慣れな操作にネガティブな感想も聞かれます。

<ストーリーについて>
探索の自由度はあるものの、ストーリーの大きな流れについては基本的に一本道で構成されていますので、ゲームにとことん自由さを求めるユーザーにとっては不満に映るところもあるようです。

<キャラクターについて>
ヒロイン(チェイス)が洋物のテイストが過ぎて好みに合わない、もう少し可愛くして欲しいという意見が以外と多く出ています。

PSVita本体とアンチャーテッドが同日にリリースされ、PSVitaのグラフィック性能と機能をふんだんに盛り込んだ内容となるため一部の不慣れな操作に関しては扱いづらさを感じるユーザーの声も上がっています。

「アンチャーテッド 地図なき冒険の始まり」ゲーム紹介動画

◆アンチャーテッド -地図なき冒険の始まり- 本予告プロモーションビデオ

youtubeアカウント PlayStation Japan (メーカー公式)が配信するプロモーション映像です。今どき携帯機のグラフィック性能に驚かされます。

◆プレイ動画

youtubeアカウント むっく☆みゆ さんという女性配信者が実況する、「だらだら洋画劇場!vita版アンチャーテッド実況プレイ」というタイトルのプレイ動画の#1です。開始直後のチュートリアルシーンからの実況で、ボタン操作の感想なども丁寧にコメントされています。

編集部後記、こぼれ話

冒険映画を彷彿とさせるアンチャーテッド・シリーズは、その完結作として「アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝」がPS4より発売される予定です。ストーリーの時系列としては「地図なき冒険のはじまり(2011/PSVita)」→「アンチャーテッド エル・ドラドの秘宝(2007/PS3)」→「アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団(2009/PS3)」→「アンチャーテッド 砂漠に眠るアトランティス(2011/PS3)」→前述のPS4版と、スピンオフ作品とされる本作を合わせて5本のシナリオで構成されています。またゲームソフトとしては上記のほか、PS3版の1~3をリマスターした「アンチャーテッド コレクション」がPS4版として2015年に発売されました。

タイトルのすべてがアメリカで開発されており、これまで国内作品だけをプレイしてきたユーザーの方にとってアンチャーテッドはちょっと新鮮な体験となるのではないでしょうか。世界的なヒット作として広く支持をされている作品で、編集部としてもお勧めします。

要するにどんなゲームか

アメリカ映画の主役になりきって、銃を持ってジャングルを探索するゲームです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする